
おやつ盛りだくさんのオフィスでの写真から。
本日台風のため、早めに帰宅指示が出ました。

オフィス一階の花屋さんオブジェも
どこか寒々しく見えてしまう

午後はこちらへ。
パンダ頼みといえば…そう!、上野です。
都美に来ました。

「没後50年 藤田嗣治展」へ
観に行ってよかったー!
わたしにありがちな感想となりますが、
藤田嗣治とは、共感できるものがいくつもあるなぁと
勝手に感じました。

パンフレットに使われている「カフェ」の作品も
作品を始めから観ていきながら出会うと
見方が変わってとても身近で素敵な作品に思えてくる。

トレードマークのおかっぱ頭と猫ちゃん。
作品展を見ているだけで、
歴史やフランスのこと、世界のこと。
それから女性として感じることだったり
…色々なこと想いました。
晩年になるにつれ作品はますます洗練され、
突き抜けていく。
初めての結婚相手とみから始まり、
パートナーとなる女性も何人も変わり
最後はフランスのランスにて君代と
晩年を迎えることとなります
彼は天才で(作品を見てるとそう思う)
同じ人が書いたとは思えないさまざまな作品たくさんあります
また、第一次世界大戦、日中戦争、
そして第二次世界大戦と戦争の間で生き抜き、
そのことによっても作品は変わっていきます
二十代、三十代の頃は、「乳白色の下地」で頭角を表します。
女性の顔は美しいとはお世辞にもいえなく、
暗さ、弱々しさもありますがだんだん素敵になって来ました。
また、裸婦像のなかのソファや更紗生地のデザインが繊細、
それでいてどこかにユーモラスさもあり、
動物の表情や柔らかい線がいつも優しいのです。
どうやら藤田嗣治作品、わたし好きだなと感じました。

恒例のポストカードも5枚、選びました

そして。お気に入りの一枚です。
最後の一枚は、もっぱら我が家でアートなアレ!

そう。ユリの花。
今日も帰って来たら1つ蕾が開き始めていました。
台風近づいてますが
皆さまご無事で家に帰れますように。
本日もありがとうございます。
包んでくれるすべてのものに。
posted by クロワールCafe at 18:13|
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美術館めぐり