朝寒かったけど、いいお天気!
寒いと思い、Mother Terukoさんから譲ってもらったアルパカセーターを来てしまい、熱くて熱くて参りました…
さて、今朝は健康診断で横浜に行きました。
ちょうどホイッスラー展に行きたかったので横浜から美術館に向かいます!

横浜からみなとみらいでしょー、楽勝d(^_^o)、なんて思ってたけど、うーん、イマイチ思っていた行き方と違う感じ。
でも、途中の景色はのどかで休日気分を味わえる景色。

あ、あそこ、あそこにわたしは行きたいのー。

おかげさまでこんな景色も堪能出来たし、ウォーキングも出来たしまあいっか。

足元はもう春を感じさせるお花が咲いてます
やっと目的地に近づいてきましたー!こんなところに出るのね、とか思いつつ。笑

横浜美術館はいつ見ても美しい建物ですねぇ

と思いつつ、よく歩いたし、空腹すぎてまずは美術館カフェに。

美術館のカフェらしさがあってなかなかいい感じ。

このところマイブームのクリームチーズサンド。
しっかりボリュームもあって、やっと落ち着きました。
前置きが長くなりましたが、

本日はホイッスラー展。
なかなかの混み具合でしたよ、心なしかご年配の方に人気のようです。
最近美術展みるときには、最初にビデオを見るようにしてます。
そのほうが画家の生涯が少しわかって作品の見方も変わってくるからです。
そのビデオで印象的なホイッスラーの言葉。
「芸術に意味などはない、ただ美しくあればいい」
その言葉のように、ホイッスラーの作品はとにかく洗練されてます。
洗練という言葉がいいのか迷いますが、どの作品もスッキリしているなと感じました。
ホイッスラー自身もなかなかのダンディな方でした
中でも、BlueとGoldの色使いが素敵でした。
ピーコックルームというコーナーがありましたが、この話はなかなか面白いです。
ホイッスラーが徹底的に美を描くストーリーがその部屋には残っています。
ホイッスラーの作品の特徴は、作品にノクターンや、シンフォニーなど音楽用語を用いてます。
「何を描くのではなく、どのように描くのか」
また、
「音楽が音の詩であるように、絵画は視覚の詩である」
という言葉とともに。
「作品は美そのもの、唯美主義。」
作品をたくさん見ましたが、唯美主義というのはこうなんだ!、という理解までたどりつきませんでしたが
「純粋な美の研究」、というところは作品で伝わってきたような気がします。
ホイッスラーの作品の素晴らしさは油彩、水彩で充分分かりますが
エッチングの作品がホイッスラーの才能をはっきり表しているように感じました。

といいつつと、わたしが選んだポストカードはぼんやりした配色のものばかりですが、それでもすっきり感が必ずあるのですよ。
左上のブルーのカードはノクターン、青と金色ーオールド・バターシー・ブリッジ、
右上はわたしが好きな配色、チェルシーの通り、
そして右下はノクターン、ソレント という作品です。
左下は今回のチケットです。
白いドレスをきた美しい女性はホイッスラーの愛人だと。
鏡に写った顔はとても物憂げ。
それもそのはず、この作品を描いた年に2人はお別れしたそうです。
彼女的には、そんな想いを馳せつつモデルになっていたのでしょうか。
それにしても、ジャポニズムはあちこちの美術展で見られますね。
日本の着物や団扇、陶磁器にとても魅了されたようで、日本の影響を受けた作品もたくさんありました。
遠近法などは、歌川広重や葛飾北斎の作品に刺激されて真似たりしていたようです。
美術展は、日本の素晴らしさを教えてくれる場でもありますね。
ホイッスラー作品を通していろいろ感じた1日となりました。
横浜はゆったりしていて気持ちがいいね!
posted by クロワールCafe at 22:24|
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美術館めぐり