久しぶりに美術館へ、これぞ日曜日術館ならぬ土曜美術館

北品川にある
原美術館へ。
地図帳を見て、こおれならいけそう!と五反田から歩いて向かいましたが
案の定・・・地図の読めない女。

あと一歩というところで歩いてる方に聞いてしまいました。惜しい〜。
御殿山の超セレブ住宅を歩くのは楽しかったからよかった

坂の途中に何箇所もすわり心地の良さそうなベンチが設置されていました。

ニコラ・ビュフの「ポリフィーロの夢」はこの入り口からスタートしてます。
各部屋にチャプターがあり、仕掛けがたくさん。

死と再生を意味するユニコーンの皮、というこちらからスタート。
わたしも大好きな「貴婦人と一角獣」を参考にしたそうです。

美術展や建物鑑賞のほか、もう一つのお目当てはこのデザート。
美術館のカフェ「カフェダール」の目玉デザート

展示品をイメージした「イメージケーキ」です。面白いね!
小倉とゴマムース。ここまできたので我慢せず、美味しく頂くことにしました。

お子さんにも分かりやすいように紙芝居のようにストーリーの概要が流れます。

どうやらストーリーの最後はハッピーエンドになりそうです


ストーリーの主人公、ポリフィーロが途中スーパーポリフィーロに変身。

さらにこちらの扉を開けると戦いの部屋。
ここにもびっくりのしかけが待っています。これは子供が喜ぶね、っていう感じの。

戦いの後はメディテーション(瞑想)の部屋。この中に入るとふかふかの地面で
本当に瞑想できそうです。

最後のストーリーの部屋も広々としていろいろなアピール方法で演出されていました。
美術館とコラボして建物全体がストーリー仕立てになっていて楽しかったです。
そして建物も美しかったです。

二階から一階へ向かうガラスブロックと階段の景色。
クラシックモダンがなんともお洒落で落ち着きます。

最後のストーリの展示室の一角は、曲線を描いたサンルーム。庭の緑がとてもきれい。
ここから外を見ると実はそこにももう一つストーリーの展開があるんですよ。

こちらの美術館は、銀座の和光ビルや国立博物館本館を設計した渡辺仁。
気持ちよく、品のある雰囲気を作り出すところが特徴なのでしょうか、素敵です。

先ほどのケーキを頂いたカフェダールはテラスに面していて、美しい芝生を眺めながら
食事を堪能することができます。

こちらの椅子はフィリップスタルクの椅子なんですって。
フィリップスタルクを調べてみますと、

そう、浅草のアサヒビールスーパードライホール(右側の黒いビル)の設計士さんなんですよ。
こういうつながりを発見すると楽しいですね

来週で展示が終わるせいなのか、かなり混雑していたのと、お子様連れの多さにびっくりですが、
美術館の建物の美しさ、ストーリー性のある展示、
そして展示に連動した気持ちのいいカフェのデザートメニュー堪能、と
たくさんの角度から楽しむことができました。

帰りは順調に品川駅にたどりつきました。
今日も素敵な時間過ごせていい一日でした

posted by クロワールCafe at 22:36|
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美術館めぐり