2013年06月06日

利他(りた)。

人のために何かをする、それには自分を見直すことからかな、と感じる一冊。


瀬戸内寂聴さんと稲盛さんの本を読んでてとても気になった「利他」というキーワード。

キーワードを元に、今回の「利他」を読んでいます。

作者の大山泰弘さんは日本理化学工業株式会社会長です。

チョークを作っている会社です。

はじめは施設の人に障害者にも働くことを学ばせてほしい、と度重なる依頼のすえ

2週間、雇用したそうです。

障害を持った人たちのひたすら仕事に打ち込む姿にまわりが変わり、

障害を持った人たちの働く工場も作ったそうです。

健常者のわたしたちはたくさんの情報も得ることができ、その結果がいいことばかりでなく、

手を抜くことや、見ないふり、きかないふり、など自然にできるようになっています。

仕事をして誰かに認めてもらうことを幸せに感じる感覚が鈍っていたり、麻痺しているかもしれないですね。

最近思うことは、利他は人のために働くことですが、そういうことができるのは

自分を大切にしていることが前提なんだなと感じます。

働くという漢字は、人を動かす、と著者は書いています。

そんな風に読んだことがなかったな。


そばにいる人の役に立つ。

それが、生きる原点。


と書いてあります。

最後に著者の会社の言葉を。


導師は人間の究極の幸せは、

人に愛されること

人にほめられること

人の役に立つこと

人から必要とされること、

の四つと言われました。

働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。

私はその愛までも得られると思う。

           大山泰弘

posted by クロワールCafe at 07:00| Comment(0) | Book