
春を告げる花は黄色から、と母や父がいうように、黄色が目に焼きつきます。

今一番庭で華やかなのはこちらのさんしゅう。
ネットで調べてみると、正確には
「山茱萸 (さんしゅゆ)」というようです。
別名もとても素敵なのでご紹介します。
「春黄金花(はるこがねばな)」 ともいうようです。
まさしく長かった冬が終わって青空の中に見える花は黄金色にも見えます。

空に向かって花火のように咲いています。可愛い。
うちのさんしゅうの木は父が必要以上に枝を刈るらしく、
ちょっと密集度に欠けているそうです、母曰く。
そういえば一年中枝を切りすぎた、きりすぎていない、ってけんかもしてるっけ。(笑)

足元にはこれからぐんぐん伸びる予定のチューリップ。

庭の塀を華やかに演出してくれているれんぎょう。

紫のクロッカス!

この濃い黄色が魅力のクロッカス。

母に言われるまで小さくて気づかなかった白のクロッカス!

春一番乗りを知らせる福寿草。
文字通り何かよいことがありそうと思うお花です。
福寿草も風が種をまくようであちこち範囲が広がっていて嬉しいです。

何色になるのかな〜。わたしも大好きなヒヤシンス。

こちらは毎年母が何よりも愛でているカタクリのお花です。
山野草なのかしら。

母が一押しのカタクリはこちら。
カタクリというぐらいなので美味しいらしく、ねずみかモグラが食べてしまうのですが
この石と石の間にでてきたカタクリは大丈夫ね、というところからより愛でているようです。
保護色みたいな葉っぱなので目をこらして探さないとなかなか見つからないのですが
Mothe Terukoさんがあちこち目印なるものをさりげなくおいています。
カタクリも風で種が広がるらしく繁殖していて、思いがけないところに芽を除かせています。
数を数えるのが春の母のお楽しみ。

鳥のとてもきれいなさえずりが聞こえます。
渡り鳥だそうです。
よくぞこんな山奥通ってくれました。

静かで青の澄み渡り度が断然違いますねえ。

ちょうどお一日でしたので鬼無里神社へお参りもしました。

近所のおじさんがわたしを知ってか知らずか?、声をかけてくれました。
境内にはまだ除雪で積み上げた雪が残っていました。

はるか昔から見守ってくれてます。ありがとうございます。

Mother Teruko Gardenを見守るふくろうさんたち。
今年もどうぞ見守って。
小さい頃は当たり前だった田舎。
いまやお年寄りばかりですっかり寂しくもなったけど、
大自然は何も変わらずに見守ってくれてます。
遠くに住んでるけど、この自然は壊したくないなと感じます。
ここにたつと、
自然と呼吸は深くなって、
気持ちが穏やかになって、
優しい心でいられて、
人のためになってあげたいと強く感じて、
今の自分を好きになって、
ふつふつとがんばろうって気持ちがわいてきて。
こんな偉大な場所、わたしはここ以外ありません。
自分の中の何かが欠けそうになったり、
折れそうになったり、
無理をしすぎていたり。
そんなときは心の声がここへ帰ろうといいます。
とても幸せなところに命をもらいました。
遠く離れても、心はあの青空の下に。