Croireはこの6月で、この春まで走り続けてきた仕事から離れることにしました。
走っているうちに自分を見失ってしまいそうになったからです。
今日はその仕事先のサロンへ行くのが最後の日でした。7月からは心機一転、新しい道を歩きます。
たまたま今日の新聞で心機一転の記事を読み、偶然だなと興味をもちました。
さまざまな分野で活躍している方がいたので紹介します。

(6/18 朝日新聞 心機一転より引用します。)

パパ料理研究家 滝村雅春さん
「仕事大好き」の会社員だった滝村さんは平日は終電で土日も休まず。でもお子さんが小さくて外食もままならなかった時に自分で本をみて料理をしたら驚くほど美味しく、以来お料理にはまったそうです。
ところが、奥さんが次第に不機嫌になり、「思いやりがない」と言われたそうです。
というのは、冷蔵庫の中を見ないで本の通りの食材を探し回ったり、お料理の後片付けはしないので結局奥さんを助けているつもりが負担をかけていたからだそうです。
そんな反省を生かしたのが「パパ料理」。
家族の体調や気分、前後の食事を思いやり、冷蔵庫にあるものでつくれて手間をかけすぎないもの。
後片付けやゴミ捨てもセットにするところに焦点をあてました。
趣味の料理ではなく、生活スタイルを見直してもらいたいという思いから料理教室や公演、ブログ、本の執筆を行っているそうです。
滝村さんのサイト
株式会社ビストロパパ--------
食費の価格は気にせず、美味しくて当たり前の食材を使ってたまーにお料理を作って、得意げに俺って優しいだんなだぜっ

、と思っているだんなさんの話、たしかに聞いたことあるなあ・・・。

会社人間のサラリーマンには一人でも多くの方に知ってほしいなと思いました。食事は大切だもの。
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離婚式プランナー 寺井広樹さん
大学時代に親しかった先輩の離婚式をさせてもらいたい、と思ったのがきっかけ。
式の当日はご親族から次々に叱責の嵐。でも式が終わった後、「意外と感動した」という感想をもらい、後は口コミで依頼も相次ぐことになりました。
夫婦最後の共同作業として、「独身にカエル」の意味をこめたカエル付ハンマー(オフィシャルサイトに載ってます)で結婚指輪を叩き割る儀式があります。割った瞬間に旧郎、旧婦の表情はパッと明るくなり、恨みもつらみも、恥ずかしさも吹っ飛んで「心機一転」となる瞬間だそうです。
離婚式も一つずつドラマがあり、式を挙げたことで初心を思い出して離婚を思いとどまった例がなんと6組も!
離婚式オフィシャルサイト※離婚式の動画もあります。式の最中吹き出すのをこらえている友達が面白い。
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ご親族の叱責の嵐の部分を読んだときには、その気持ちがわかるなと思っていたのですが、式それぞれにドラマがあったり、踏ん切りをつけるためには結婚式と同じように儀式をあげることも一理あるのかもなと感じました。ちなみに寺井さんは未婚です。
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僧侶「坊主バー」マスター 藤岡善信さん
僧侶5人が交代でシェーカーを振っています。人気のカクテルは、フルーツのリキュールが中心で甘い「極楽浄土」、ウォッカに唐辛子を加えた「灼熱地獄」など。
お客さんは20〜60代と幅広く、最近は女性が多い。いろんな相談に耳を傾けています。
坊主バー--------
この世はかりそめと思い定め、こだわりや欲を手放してみれば自分にとって何が一番大切かみえてきますよ。お酒を飲みながらそんな言葉が聞けたら心機一転やっていけるか、と極楽浄土になれるかも

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ほかにも元AKB48の会社社長の川崎希さんや、元宝塚歌劇団トップスターの貴城けいさんの特集もありました。
どの人も、自分がいくぞと決めた道を選び、選ぶ前の自分に後悔は一切なく前に進んでいる姿に刺激をうけました。正解はわからないし、前向きにすすむことができているとき、それは自分らしさそのものだと思いました。
Croireも心機一転、楽しみながら進みます。
posted by クロワールCafe at 23:28|
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